朝のルーティン
とある家に住んでいる猫です。古民家なので夏は涼しく、冬は寒いです。風通しはいいのと広いので気に入ってはいます。登るところもたくさんあり隠れるところもあります。
大きくなってからですが人が入れない場所のを探検していると外に通じる穴を見つけたので飼い主には内緒で外に出ている時があります。出かけていた飼い主と外で遭遇することもあり見つかると首をかしげられます。もちろんそのときは知らぬ存ぜんずで飼い主に近づき一緒に家に帰ります。
私の名前はシマといい、キジ猫です。チャームポイントは白いアゴです。
自分でもいうのは何ですが性格は甘えん坊でビビりです。自分から膝に乗るのは好きですが、抱っこされるのは嫌いです。
私の朝のルーティンはまだ暗い部屋から始まります。外は少し日が傘し始めましたがひんやりしています。
兄弟猫と共に飼い主の部屋からドアを開けてご飯をもらいにいきます。大体は飼い主の母か父あたりを私が鳴いて起こしてあげてます。今日は朝早くから動いている様です。寝て居るのは飼い主のみです。
ご飯は基本カリカリで違う味が定期的に出てきます。時々カリカリと一緒に小魚が一緒に入っているのがあるのでそれは丁重に小魚だけ遠慮させてもらっています。
美食家な私には合わない食べ物でした。
食べるときは兄弟猫がよく食べるのでゆっくり食べている私の餌も狙ってきます。同じ食事量をもらうはずなのに彼は噛んでいるというよりカリカリを飲んでいるのです。横目で兄弟猫の食べ具合を見ながら進めていきます。彼の皿からみるみるうちにかりかりがなくなっていきます。食べ終わった瞬間に私の皿に顔を近づけてきて食べ始めます。。。
盗られました。
飼い主がいると食べるときは見ててくれるので少しは安心して食事に集中する事ができますが、仕事の準備をしたり掃除をしていたり朝から忙しそうに働いている飼い主の父母にはそこまでできる時間はありません。わかっているのでそんな私は仕方ないと玄関へ行き寝そべって一息つきます。
飼い主母は朝から玄関を開けて床の掃除をしていきます。風が入ってきて気持ちがいいです。
しかし掃除機をかけ始めるとうるさくなるのでそこは移動していきます。
次なる目的地は飼い主の部屋です。
そろそろ飼い主を起こさなければなりません。
部屋に戻りベッドでまだ寝ている飼い主を起こそうと思うのですがいつもここで挑戦は失敗に終わります。気持ちよさそうな姿を見ると一緒に寝たいと思い横になってしまうのです。いつも起きる時間にはまだ早いのでいいでしょうと甘い気持ちが勝ってしまいます。
本日の飼い主はスマホの指定したアラームで起きたみたいです。起き上がると一緒に寝ている私を撫でてくれます。気持ちがいいので撫でさせてあげていると調子に乗って匂いも嗅ぎ始まるのでしばらくはされるがままになっています。あまり長いと嫌だアピールをし始めるのですが今回は2分くらいで済みました。
一緒に部屋を出て台所にまた行きます。その頃には飼い主父は仕事に行き、飼い主母は一仕事終えて一息ついています。
お皿の前に座りご飯を要求します。じっと飼い主の方を見つめます。
ご飯をすこしは食べていることは知っているのでカリカリの袋を開け少量をお皿に入れてくれます。
物音がしてしまうと気になって食事にならなくなり中断して別の部屋へ退避します。その間に兄弟猫に残ったご飯を食べられることもしばしば。なので飼い主が一緒に座ってくれると安心して食べる事ができます。
ご飯を食べ終わると飼い主は自分の支度をし始めます。ここからはあまり相手をしてくれないので家の中を食後の運動がてら見回りに行きます。家の中をひと歩きしたところで朝のルーティンは終わり運動したら次はまだ昼ではないでが昼寝タイムです。場所は飼い主の部屋の本棚の上です。ゆっくり寝させてもらいます。
おやすみなさい。
コメント